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- 2025.06.30
- 情報コミュニケーション学科
カナダ姉妹大学とオンライン授業
英語専攻の2年生13名(人間学部英語コミュニケーションコース、 短期大学部 国際コミュニケーション科)は、カナダの姉妹大学であるカルガリー大学の日本語専攻学生20名とオンライン授業を行いました。この授業は、オンラインを利用して海外大学との学びを可能にする教育手法、Collaborative Online International Learning(COIL)を活用したものです。COILでは、海外と国内大学が共同でシラバスを開発し、教員同士が協力して学生が共通の課題に取り組むチームを形成します。これにより、プロジェクト型の学習を通じて教育と学習の両面で効果的な成果を得られるのが特徴です。カルガリー大学とのCOILプロジェクトは2021年にスタートし、今年で5年目を迎えます。
今年度は、University Life、Hobbies/Club Activities、Part-time Jobs and Future Jobsの3つのテーマを設定しました。これらのテーマに基づき、計4回のオンライン授業を実施しました。学生同士がお互いにインタビューし情報を集め、最終的には自分の第二言語で発表と質疑応答を行いました(清泉の学生は英語、カルガリーの学生は日本語)。学生は、日本語と英語のバイリンガル環境でのコミュニケーションを体験することになりました。
学生の感想からは、「海外へ行ったことが一度もないため、今回のCOILは自分にとても大きな影響を与えてくれたと思う。直接対面で交流できたわけではないが、日本を飛び出したらこんなに楽しい世界が待っているのか!とわくわくした。」「初めて同世代の他国の学生と話す機会で、とても楽しかった。」「国による価値観の違いをとても感じたので、参考になりました。様々な国の人が集まっていてもお互いの違いを認め、尊敬しあう姿がとてもすてきだなと思いました。」
この授業は来年度以降、情報コミュニケーション学科でも実施される予定です。