看護学部 看護学科 看護学部 看護学科

あらゆる社会の変化においても冷静・沈着に思考し、対応できる実践力を備え、豊かな「こころ」で他者と共生できる看護専門識者を育成します。看護師国家試験100%合格を目指し、個別指導を重視した「5ステップ学習プログラム」を実施し、手厚いサポートを行っています。
2021年度より助産学専攻科と、大学院看護学研究科看護学専攻を設置しています。

POINT

POINT POINT

ポイント

  • 学生一人ひとりに寄り添う手厚いサポート体制。
  • 豊かなこころと、柔軟な対応力を培う教育。
  • 看護力を活かした多様な進路が目指せる。

目指せる資格 目指せる資格

  • 看護師国家試験 [国家試験](受験資格)
  • 養護教諭一種免許

就職実績 就職実績

就職決定率100% 就職決定率100%

2024年度の就職決定者 / 就職希望者

おもな就職先 おもな就職先

CLASS & ACTIVITY CLASS & ACTIVITY

授業・活動

1年 スタートアップ実習 1年 スタートアップ実習

看護の概要を知る。スタートアップ実習では、地域における病院と施設の見学学習を通して、地域で生活する人々の健康を支えるために病院と施設が果たす役割と、そこで働く看護職を始めとするさまざまな専門職の役割と連携について学びます。そして、実習を通しての学びをふまえて自己の課題を明らかにし、秋学期以降の学修の動機づけとします。

2年 健康回復援助論 2年 健康回復援助論

看護の基本的な力を修得する。基礎看護領域の科目である健康回復援助論は主に臨床で看護師が行う基本的な技術を学修します。基礎看護科目としてはシミュレーションスキルズラボ演習Ⅰと同様に2年生の演習科目であるため、患者の状況設定(シナリオ)に沿って、対象者に安全で安楽な方法を考え、目標に到達するようにグループで討議しながら演習を進めていく科目です。

3年 シミュレーションスキルズラボ演習 II 3年 シミュレーションスキルズラボ演習 II

看護実践力を身につける。領域実習に向けて看護実践力を身につけるために、実習で受け持つ患者を想定し、実践に即した内容で演習を行います。患者の状態に合わせた観察、アセスメント、ケアの実施、報告ができるように小グループ単位で取り組みます。シミュレーションを行うことで、学生自身が自己の課題を認識し、課題を達成するための取り組みを通して実践力を身につけます。

4年 国際看護学海外演習 4年 国際看護学海外演習

将来を見据え具体的に展開する。将来、看護職として国際社会で活動するための実践力を養う科目です。日本とは異なる風土、歴史、文化、伝統などを背景にもつ人びとの暮らしや健康に関心を向けると、看護の視野が広がり、日本では見落としがちな健康を取り巻く様ざまな文化的・社会的要因に気づくことに繋がります。実際に現地に赴き、フィールドワークを通して、チームメンバーと協働してグローバルヘルスの課題に取り組みます。

Curriculum カリキュラム Curriculum カリキュラム

講師・ゼミ紹介 講師・ゼミ紹介

北村  千章 教授 北村  千章 教授

豊かな心を持ち
人の命の尊さを知る看護師に。

北村 千章 教授

小児看護学を専門に、病気や障害のあるお子さんの生活や就学支援、地域の体制づくりなどを研究しています。授業では、看護師・助産師としての自らの経験で繋がった地域の方々や、病気とともに生きる患者さんをゲストにお呼びする機会も組み入れ、学びのヒントにしています。本学の壁に刻まれた「すべてのいのちのために」の言葉通り、専門職として、向かい合う命を大事にできる心を育てていきたいと思います。

  • 専門分野
  • 小児期看護学

石川  智恵 准教授 石川  智恵 准教授

現代に生きる女性の健康を、
自分ごととして考える。

石川 智恵 准教授

ウィメンズヘルス看護学を中心とした授業やゼミを展開しています。女性の一生を通した健康支援から妊娠期の夫婦に対するペアレンティング教育、性の多様性まで、内容は多岐にわたります。助産師でもある私の病院勤務での経験や、社会で今起きている問題など、様々な事例を用いた講義のほか、学生同士ディスカッションする時間を設けながら、ウィメンズヘルスを自分ごととして考える心を養っていきます。

  • 専門分野
  • 母性看護学
  • 助産学

齋藤  正子 准教授 齋藤  正子 准教授

万が一の災害への備えと
看護職の役割を考察。

齋藤 正子 准教授

災害時の訪問看護ステーションや訪問看護師の役割・連携をテーマに研究しています。私が実際に行った被災地支援の経験を講義でお話しするほか、大規模な演習、また実習では、学生が令和元年東日本台風で被害に遭われた近隣の地域に出向き、復興の現状を調査するなど、他にはない学びも取り入れています。災害時、看護職はどんなふうに関わればいいのか、どんな備えができるのかを学んでほしいと思います。

  • 専門分野
  • 災害看護学
  • 在宅看護学

INTERVIEW INTERVIEW

インタビュー

在校生インタビュー 在校生インタビュー

私が看護師を目指そうと思ったきっかけは、コロナ禍における医療現場を知ったことです。医療従事者がコロナ禍の最前線で尽力し、たくさんの人々の命を救うために戦っている姿を見て、自分も苦しんでいる人に心から寄り添い、安心を与えられる看護師を目指したいと強く思うようになりました。そこで、清泉の「豊かな心」に重点を置いたキリスト教の学びを通して、柔軟な対応力や判断力を培えることに魅力を感じ、この大学で学びたいと思い志望しました。授業は基礎から実践まで幅広く、看護に必要な知識や技術を身につけられます。なかでも演習などチームで取り組む授業では、チームワークや連携の重要性はもちろん、コミュニケーションのなかで自分にはないさまざまな考え方を取り入れながら、仲間たちとともに成長できることの楽しさも感じています。自分の目標を叶えるため、これからもさらに学びを深めていきたいです。

内定者のメッセージ 内定者のメッセージ

災害看護や養護教諭一種免許取得、助産学専攻科など、看護の幅広い分野を学べます。私は将来進みたいと思った小児領域のゼミを希望し、主に病気の子どもの兄弟についての研究を行いました。実際に子どもたちと関わりながら、提供されている看護や支援について知り、看護師としてできることは何なのかを考えることができました。支援に必要な知識や技術、チーム看護の力を身につけ、働いていきたいと思います。