Message / 理事長・学長メッセージ Message / 理事長・学長メッセージ

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理事長メッセージ

  • 学校法人清泉女学院 
    理事長 / シスター
  • 深澤 光代
  • Chairman / st. /
    Mitsuyo Fukasawa

大きな心を持って学び、
成長していってください

神の慈しみを多くの人に伝えたいと願って、聖心侍女修道会の創立者ラファエラ・マリアは、19世紀の半ばにスペインで女子教育を開始しました。現在では、ヨーロッパ、ラテン・アメリカ、アメリカ合衆国、アフリカ、アジアに教育施設が存在し、日本の姉妹校としては、長野に中学・高等学校、鎌倉に小学校・中学高等学校、東京に清泉女子大学とインターナショナル・スクールがあります。

長野における清泉を考えるとき、神の特別な計らいと導きを感じます。第二次世界大戦によって長野への疎開を余儀なくされたシスター達が、終戦後、長野に残ることを決意したことによって、清泉が長野に誕生したからです。

清泉には、単なる知識を超えた真の知恵があり、慈しみと愛に満ちた温かい心があります。多くの学生がここで学び、人間としての尊厳を自覚して、神から与えられた資質・能力を最大限に開花させ、世界を包含する大きな心を持ちつつ、地域社会に貢献する人として成長されるよう願っております。

学長メッセージ

  • 清泉大学 学長
  • 田村 俊輔
  • President /
    Shunsuke Tamura

本学は「こころを育てる」を教育目標の基本に掲げています。この「こころ」についてお話しします。それは他者に共感する力を持ったこころです。

本学の建学の理念であるキリスト教の中心メッセージは「神が愛したように互いに愛し合いなさい」です。「神の愛」とは、人間一人ひとりのかけがえのない固有の存在を尊び、慈しみつつ、その成長を助ける愛です。聖書の中でイエスは、そのような愛で人間がお互いに愛し合うことによって生み出される世界を創っていくことを説いています。

そのためには、他者が痛みを持っている時、苦しんでいる時、その痛み、苦しみを自分のことと感じる共感能力が必要です。この共感能力とは、感じるだけではなく、その痛みを共にし、その問題解決のために自分ができることは何かを考え、実行に移すことができる力を内包するものです。

本学は、教育と教職員、学生同士の触れ合いを通じて、学生ひとり一人が神に慈しまれていることを体験し、その体験に基づいて育まれる共感能力を身につけて、お互いを大切にして日々を過ごせる教育環境を提供します。

このような環境の中で、ここに集うひとり一人が、よりよい社会の一員として羽ばたけるようになることを目指しています。

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