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- 2025.07.21
- 心理コミュニケーション学科
【授業紹介】信濃町で森林セラピーを体験してきました
6月下旬、心理コース2年生の「心理基礎演習Ⅰ」の授業で信濃町に出かけ、森林セラピー体験実習を実施しました。信濃町は長野市に隣接する自然豊かな町です。今回は当日の活動の模様をお伝えします。
当日は8班に分かれ、森の専門家であるメディカルトレーナーさんのガイドのもと、牡鹿池コースの森を散策しました。森の中では、鳥の声など自然の音を聴きながら沢山のことを体験しました。木々の香りの違いを感じたり、桑の実を食べてその甘酸っぱさを知ったり。県木である白樺をはじめ自生する木々に触れながら植物や生物の生態を学ぶことで、自然の循環を実感したグループもありました。他にも、コースの中を流れる小川の中を歩いたり、寝転がって深呼吸をしたりするなど、普段眠っている五感をフルに使って森を体験する機会となりました。
森林セラピーから戻ってきた皆さんの表情が、柔らかく生き生きとしていたことが印象的でした。参加学生から寄せられた感想を集約すると、「大自然の中でゆったりと過ごす中でリラックスできて体の調子が整った」「森の中では日常の心配事や忙しさを忘れることができ、少しずつ前向きな気持ちになった」「同じグループになったメンバーと普段はあまり関りがなかったが、一緒に散策する中で会話もはずみ仲良くなれた」など、様々な気づきやつながりが得られたようです。
信濃町で過ごした一日とそこで感じたことや学んだことを、今後もぜひ大切にしたいと思います。
今回の森林セラピープログラムをご提供くださいました、しなの町Woods-Life Communityの皆様、黒姫童話館をはじめとする信濃町の皆様、本当にありがとうございました。