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9月16日、情報コミュニケーション学科と国際コミュニケーション科の学生13名が、学外授業の一環として辰野町「トビチ商店街」を訪れ、地域おこし協力隊の廣田さん、長谷川さん、合田さん、長野県庁の吉田さん(産業労働部産業立地・IT振興課)と協働しながら課外活動を行いました。今回の取り組みは、辰野町が推進するサテライトオフィス誘致を後押しし、商店街の魅力を広く発信することを目的としたものです。学生たちはInstagramのリール投稿を活用し、町の特色ある場所や人々の取り組みを発信することで、地域と外部をつなぐ実践的な学びに取り組みました。
辰野町では、地域おこし協力隊が地域振興の最前線で活躍しており、空き店舗や空間を活用した拠点づくり、交流人口・関係人口の拡大、移住定住の促進など、多様な活動を展開しています。今回の活動は、その協力隊の皆さんが担う役割を学生が現場で学ぶだけでなく、若い世代の感性を生かしたSNS発信を通じて、地域の魅力を外に届けるという活動に参画しました。当日は、まずサテライトオフィスのCo-SatoやSTUDIOリバー、宿泊施設KOUTENといった拠点を巡り、それぞれが持つ空間の特色や役割を取材しながら撮影を行いました。学生たちは「どのようにすれば、ターゲット層に効果的に訴求できるのか」という視点から構図や演出を工夫し、地域の魅力を発信する方法を体験的に学びました。さらに、昼食には薪窯で焼き上げる「PIZZERIA Meglio」の出来立てのピザを、&garage(ダンススクール兼レンタルスタジオ)内にていただきました。
学生たちにとって、今回の経験は「地域振興を誰がどのように支えているのか」を理解する大切な機会となりました。特に、地域おこし協力隊が地域に根ざしながら新しい試みを積極的に進めている姿は、まちづくりのリアルな姿を示すものであり、机上の学びでは得られない実感を伴った理解につながりました。また、若者ならではの感性を活かした情報発信を求められることで、学生自身が社会の一員として地域課題に貢献できる手応えを得ることができました。
学生が制作したリール動画は、9月30日に行われる授業にて、廣田さん、長谷川さん、合田さんから講評があった後、10月頃を目途に辰野町トビチ商店街のInstagramに投稿予定です。投稿を楽しみにしていてください!
【トビチ商店街】
ホームページ:https://tobichi.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/tobichi_shoutengai/