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皆様、この問題は解けますか?本学の入学前教育で実際に出題された問題です。
【問題】「濃度4%の食塩水Aを400gと、濃度のわからない食塩水Bを100g混合すると、5%の食塩水ができた。Bの濃度は?」※答えは最後に紹介します。
本学の入学前教育は、入学後に看護学部の授業へスムーズに移行できるよう、数学・生物の講義や入学前e-Learningの説明を行っています。
今回は、長野清泉女学院中学・高等学校の田中聡先生から数学、西山雅美先生から生物の講義をしていただきました。
数学の講義では、看護師国家試験で計算問題が多く出題されることを踏まえ、濃度の計算や距離の計算、さらに看護の現場で必要となる点滴の滴下数の計算まで、実践を意識した内容を教えていただきました。学生さんは分かりやすい解説のもと、実際に問題を解きながら理解を深めていました。
生物の講義では、1回目に心臓や血液について、2回目には酸素解離曲線の計算、腎臓や肝臓の構造や働きについて学びました。過去に出題された看護師国家試験の問題と関連づけながら教えていただき、看護に直結する基礎知識を改めて確認する機会となりました。
学生さんからは、「丁寧に問題に対する考え方を教えていただき、とても分かりやすかった」「看護で使う知識を改めておさらいできてよかった」といった感想が寄せられました。
看護の専門科目の学習を支える基礎として、数学的な力と生物の基礎知識をそれぞれ身につけることの大切さを改めて実感する、貴重な時間となりました。
その他、個人学習や入学前e-Learningについての説明がありました。高校までに学んできた内容は、看護系大学卒業までの学習内容すべてにつながっており、看護基礎教育の土台となることが強調されました。また、看護基礎教育における看護学の学習体系についても説明があり、入学前の段階で基礎学力を確実に身につけ、学習の土台を固めておくことの大切さが伝えられました。
入学に向けて、高校生の皆さまが入学後の授業へスムーズに移行できるよう、今後も継続して支援してまいります。
希望に胸を膨らませて入学される新入生の皆さまを、私たち教職員も万全の準備を整えてお迎えいたします。4月から皆さまとともに学べることを、心より楽しみにお待ちしています。
さて、最初の問題の答えです。最終的な食塩水は500gで5%なので、食塩の量は25gです。Aに含まれる食塩は400g×4%で16gとなるため、Bに含まれる食塩は9gです。Bは100gですので、9g÷100g=9%となり、答えは「9%」です。

