対象者別メニュー
![]()
長野県警察と長野県、認定NPO法人長野犯罪被害者支援センター(長野市)が共同で制作するポスターに人間学部3年小野塚美紅さんの作品が採用されました。
人間学部心理コミュニケーション学科「カウンセリング実務演習」の授業では、相談を受ける際の話の聴き方を学びます。今年度はその一貫として、県警被害者支援室から、被害者が利用できる相談窓口が周知されていないこと、被害をなかなか相談できない人が少なくないことを伺い、授業課題として、相談窓口の周知と相談の敷居を低くするためのポスター制作をお手伝いさせていただくことになりました。学生が作成した37作品から、県民に訴えかけるポスターとして適しているものとして、小野塚さんの案が採用され、先日、県警の長瀬悠警務部長から感謝状が手渡されました(写真:新聞2社からインタビューを受ける小野塚さんと授業担当の岡本教授)。
小野塚さんは被害者の声をインターネットで調べ、被害者の置かれた状況について周囲が理解せず、二次被害を受けることがあると知り、心の回復のために被害者に寄り添うイメージが浮かんだそうです。ポスターは11月1日から12月1日の犯罪被害者週間を前に、10月末から県内各所に掲示される予定です。ぜひ探してみてください。

