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  • 2025.11.12
  • NEWS

第11回思春期ピアカウンセラー全国大会inとやまに参加しました(人間学部・看護学部)

2025年11月2日、思春期ピアカウンセラー全国大会(大会テーマ:きっときっと繋がっている~Let’s think 私たちにできること~)が富山県で開催されました。全国大会は2年に1度開催されており、日本全国で思春期ピアカウンセリング活動に取り組む仲間が一堂に会する機会です。当日は、東北、関東甲信越、関西、四国、九州から10県、計127名が参加し、対面とオンラインで活動報告や交流を行いました。長野県からはインカレサークルHappy Life☆PEERSや、清泉大学人間学部サークルLily‘s Peer、看護学部サークルSunflower’s Peerに所属する学生たちを中心に、人間学部から7名、看護学部から5名、支援者5名の計17名が参加しました。

全国大会では、開会式での挨拶の後、アイスブレイクとして「めざせ全国制覇!ご当地ラリー」を行いました。各地から参加した思春期ピアカウンセラーたちが、様々な県のメンバーと交流を深める企画で、お互いの土地の名物を紹介し合いながらの自己紹介で大いに盛り上がりました。次に、各県からピアの活動紹介を行いました。どの県も、それぞれの地域に根差した継続的な活動に取り組んでおり、イオンモールなど商業施設での啓発活動やエキナカ保健室の開室、フリースクールや児童養護施設での子どもたちとの関わり、中学や高校でのピアエデュケーションの実施など、多様な活動の様子に刺激を受けました。地域によっては、船でピアエデュケーションに出かけるメンバーや、1時間以上かけてピアエデュケーションに行くメンバーもおり、活動を広げる工夫や努力の様子が伝わってきました。

富山名物が満載のお昼を全員で食べた後は、ピアカフェの時間でした。それぞれの県で取り組んでいる活動で直面している困りごとやその解決策を共有することで、これからの活動に対するモチベーションを高める時間となりました。その後、若者の声を大人に届けるための「未来若者宣言」を考え共有し、今後もオンラインで検討を進めることになりました。

閉会式では、2年後に長野県で開催される全国大会に向けて、主催県の富山ピアの方から、長野ピアの代表としてHappy Life☆PEERSサークル長の人間学部3年宮澤さんが「ピアの灯火」を受け取りました。今回の大会で交流を深められた全国の仲間と共に、長野県での全国大会に向けて、長野県全体、そして全国にピアの輪を広げてさらに活動を展開していけるよう、日々の活動に取り組んでいきたいと思います。

(全国大会の感想)
Happy Life☆PEERSサークル長 人間学部心理コミュニケーション学科3年 宮澤麻夕さん
今回、「思春期ピアカウンセラーin富山」に参加して、たくさんの学びと気づきを得ることができました。ピアカフェでは、県ごとの取り組みや活動していく上での難しさをお互いに共有し合うことができ、とても刺激を受けました。地域によって抱える課題や工夫が違うことを知り、自分たちの活動にも活かせそうなアイデアがたくさんありました。また、「自分たちだけじゃない」と感じられたことで、安心感と前向きな気持ちをもらえました。そして何より、「誰かの力になりたい」という気持ちを持った仲間と出会えたことが一番の財産です。
ピアの灯火を受け取った時は緊張しましたが、2年後の長野での全国大会に向けて頑張っていこうと思いました。今回の学びを活かして、人の気持ちに寄り添いながら、誰かの支えになれるような存在を目指す取り組みをこれからも行っていきたいと思います。

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